2013年12月28日土曜日

年末のご挨拶

こんにちは。ふるふるです。

皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか?

建築業界は消費税の駆け込み需要の影響で住宅の着工件数も対前年比13%弱と近年にない好推移だったと聞いております。

エクステリア業界は多少のタイムラグもありますが既に材料不足や職人さん不足も露呈してきており少なくとも来年3月末まではバタバタとした状況が進みそうです。

弊社で設計させて頂いた大型物件も年明けからいくつか工事がはじまりますので工程管理も含め気が抜けない状況が続きそうです。

一方、お陰様で来年のセミナーや講演会のご依頼も既に7月頃まで頂いていて、また全国の皆さんとお会いできそうです。宜しくお願い致します。

又、既にご存知のことと思いますがエクステリア&ガーデンアカデミー東京校が来春に青山に移転致します。

デザインやファッションなどの情報発信地のひとつといってもいい刺激の多い街でE&Gがまたどんな歴史を刻んでいくのかこちらも楽しみです。

来年は特にエクステリアの設計をしている皆さんのお役に立てるような活動や情報発信に注力していく所存ですのでどうか引き続きご支援頂ますよう宜しくお願い申し上げます。

それでは来る2014年が皆様にとって幸多き年となります事を祈念いたしまして今年最後のブログとさせて頂きます。

どうか佳いお年をお迎えくださいm(_ _)m



事務所の入り口です(^_^)


P.S.年末のご挨拶ということでオチはありませんがご勘弁下さい(^_^;)




2013年12月27日金曜日

テラスエッジ情報その2

こんにちは。ふるふるです。

昨日に続き本日はちょっと気になる強度のお話です。

一般的にグレーチングといえば道路脇のU字溝の上を車が通る場合に設置する金属製の蓋のことを言いますが、エラスエッジはあくまでテラス用に開発した商品です。

従いまして人が乗った時に大丈夫かどうかが判断基準となります。
考えてみれば外壁やサッシ際の幅5~8cmの部分に全体重を掛けること自体かなり難しいと思いますがそこは商品としてちゃんと検証しなくてはいけません。

ということで部材や構造が新しくなったテラスエッジを公的検査機関に持ち込んで耐荷重試験を実施して頂きました。

まずはグレーチング本体から



支持点の距離(スパン)は600で400mm、300で200mmとしてその中央に荷重を掛けていきます。

金属に荷重を加えるとたわみが出ますがその荷重を取り除くと元の形状に戻る範囲を弾性域といって耐荷重の目安とします。

そして得られた耐荷重はワイド600が350kg、スリム600が300kg、ワイド300とスリム300が共に700kgという結果が出ました。


受け金具も同様に試験機にセットし試験を実施しました。



受け金具の耐荷重は1本当たり400kgという結果でした!

安全率をどの程度見るかにもよりますが、これはもぉマツコ・デラックスさんが乗っても大丈夫ということですね(^_^;)

今年もグレーチングをご採用頂きましてありがとうございましたm(_ _)m
これからもテラスエッジを安心して使って頂けますよう情報を発信して参りますので来年もどうぞ宜しくお願い致します。

2013年12月26日木曜日

テラスエッジ情報その1

こんにちは。ふるふるです。

新しくなったテラス用グレーチング「テラスエッジ」についてカタログでは分かりにくい情報を何回かに分けてご紹介して参ります。

まだご存知ない方や採用を検討している方も是非参考にして下さいね。

まず第1回目は各部材の組立方法についてです。

従来のグレーチングは裏面でプレート同士を溶接しておりました。

旧タイプ裏面
この度の大幅な仕様変更に伴いこの部分を改良致しました。

こちらが新しいテラスエッジの繋ぎ部分です。


各プレートの間にステンレスパイプを挟み、貫通ボルトにて連結しております。

この仕様にしたことで商品に裏表が無くなり現場での施工性も向上しました。

万が一施工中に傷が付いてしまっても裏返せば気になりません(^_^;)

また、ボルトによる固定としたことでどこから見ても美しい仕上がりになっています。


現場でセットしてしまえば見えなくと言われればそれまでですが、こういうこだわりがモノ作りには大切だと思うんですよね(^_^)


(資料のダウンロードもできます)


2013年12月13日金曜日

師走の癒しに?クリスマスコーヒー

こんにちは、yoshiです。
師走も中盤・・忘年会シーズンですね。

エクスプランニングでも、師匠も走る・・?(笑)12月、
大切に進めさせていただきたい案件が重なっておりますが
ひとつひとつ、しっかりと向き合わせて頂いて
ご依頼をいただいております設計に取り組み中です!

現在進行形の一部のお客様でも、
10年来、ご依頼くださるエクステリアの販工店さん・・
また、転職された後に新たな会社様から、ご依頼くださる方・・と
本当にどのご依頼も、想いの入るものばかり。

お客様へ何を提供するか・・が、もちろん大事なことですが、
人として「この人と一緒に何かしたい☆」
と、思われる人間になれるようならないといけないな・・と
そんなこと思ったりする・・年の瀬です(^^ゞ


唐突ですが・・笑
こちらの写真は、友人からいただいて、
今、美味しく飲んでいるクリスマスコーヒーです。

少し前、ご紹介しようと思った時に在庫切れだったのですが
今、在庫も入荷したようですので、ご紹介してみました。
(・・ですが、変な回し者ではありません・・笑)

フィンランド産のフレーバーコーヒーで、
シナモンやカルダモンの香りが、スパイシー♪
個性的ですが・・このクセになる香りに癒されてます。

ご興味のある方は、こちらからどうぞ▶
http://www.luckshareshop.jp/SHOP/FC010.html

2013年12月11日水曜日

テラス専用グレーチング「テラスエッジ」商品バリエーション追加!

本日は、ご好評をいただいております
テラス専用グレーチング「テラスエッジ」につきまして
大幅なバリエーションの追加と、従来品により改善を加えた仕様変更を行いました。まず、その主な変更点をご紹介させていただきます。



詳しくは、テラスエッジ専用ページでもご案内しておりますので、
こちらも合わせてご覧ください。
【テラス専用グレーチング「テラスエッジ」専門ページ】
http://explanning.m78.com/cn32/pg172.html

建物の外側に、段差無くタイルテラスを施工する事の出来る
テラス専用の片持ち式ステンレスグレーチング「テラスエッジ」

エクステリアの設計に関わる中で、
長年段差のあるテラスの不便さに悩み、なんとか方法は無いものかと
建物基礎の構造、換気などを全て考慮し完成に至ったのが、
この「テラス専用片持ち式グレーチング」です。

テラスエッジをお薦めする3つのポイント

1、建物の床下換気を塞がず、室内と段差がないタイルテラスが施工できます。
2、建物の外壁や基礎に一切触れずに施工が可能です。
3、建物の基礎まわりの床を離すことで、シロアリの被害を防ぐ効果があります。



■スリムタイプ新登場!

グレーチングの幅は従来のワイド(76mm)に加え
より幅の狭い(49mm)を追加致しました。
長さ600mmと300mmはもちろん、カットタイプ(現場加工用)や
長さをご指定頂ける特注オーダーもご用意しております。



■タイルが貼れるタイプを追加

化粧蓋のようにテラスと同じタイルが貼れる、
タイルトレータイプを追加致しました。

グレーチングの存在はほとんど目立たないように
スッキリと仕上げることができます。
(床下の換気の保持等はグレーチングと変わりません)

幅はスリムタイプのみですが、長さは600mm,300mm、
特注オーダーのご用意がございます。


■カラータイプを追加しました!

従来のシルバーに加えて、サッシやタイプにも馴染みやすい
ダークグレーとオフホワイトを追加しました。

素材は全てステンレスで焼き付け塗装となっています。
スリムと600,300の標準品、特注サイズに対応しております。


■長さのオーダーが出来るようになりました。

この度、100%国内製造に切り替えたことで、
従来通り現場で必要な長さにカットできるカットタイプ(現場加工用)に加え、ご指定いただいた長さにて製作したものをお届けする特注オーダー対応が可能になりました。

ワイドとスリムのグレーチングとタイルトレーが対応可能です。
長さは300mm〜600mm の間でご指定ください。
300mm以下のものが必要な場合は、
グレーチング専用ページのプランニング資料をご覧ください。

こちらはご発注を頂いてから製作させていただきますので、
通常在庫品よりも納期がかかりますので早めにご発注下さいませ。



■横滑り防止機能を追加しました。

グレーチング本体に横方向に力が掛かることは通常ありませんが、
もし横滑りが気になる場合は、新しく受け金具に追加された小さな爪をペンチなどで垂直に起こして下さい。

グレーチング本体のつなぎ材に爪が当たって、本体の脱落が防げます。
爪を起こすのは両端部の受け金具2本のみで結構です。



■組み立てを溶接から貫通ボルトに変更しました!

グレーチング本体の組み立て方法を
従来の溶接から貫通ボルトによる組み立てに変更致しました。

このことにより製造のスピードアップと
安定した強度が確保できるようになります。

国内の公的機関による強度試験では受け金具およびグレーチング本体の耐荷重は300kg,タイルトレーは150kg(セメント、タイル含まず)が確認されておりますので、安心してお使いください。



※本製品はあくまでもテラス用ですので、
自動車等が乗る床への使用はお避けください。

商品バリエーションはこちら▶

設計に関する情報はこちら▶

施工に関する情報はこちら▶

テラス専用グレーチングページはこちらからご覧下さい。
http://explanning.m78.com/cn32/pg172.html



【取扱店のご紹介】
現在テラスエッジは下記代理店様にてお取り扱い頂いております。

□エクステリア系 代理店様
*株式会社エクシス
*株式会社トコナメエプコス
*株式会社三富
*Gテリア株式会社
*株式会社フジイ

□タイル、建材系代理店様
*株式会社ニットー

商品のご発注は上記代理店様へお願いいたします。
もし、上記代理店様とのお取り引きが無い場合は、代金前払いとなりますが、弊社エクスプランニングにて対応さえていただきますので、お問い合わせください。
(お電話によるお問合せは月〜金の9:30~18:00とさせて頂きます)


2013年12月10日火曜日

クリスマスリース作り☆


こんにちは、yoshiです。
早いもので12月も中旬ですね。

先日の週末に、自宅で山ほど針葉樹を買い込んで
クリスマスリース作りをしました☆
モミやヒバは・・触れても、いい香りですね。
香りに癒されながら、モクモクと・・笑


リースも色々な作り方があると思いますが、
蔓を巻いたベースを使って、リースワイヤーでぎゅぎゅっ・・と
こうして葉っぱをミックスして付けていきます。


グリーンのベースが出来たら、
松ぼっくりや飾りを付けて、こんな感じに・・(↑)

そして最後は、1番楽しい♪リボン選び。
ちょっとおめかし?して出来上がりです!


夜中に作りながら、だんだん何個作っているか、
自分でわからなくなり・・

エクスプランニング用に・・
家族の勤める会社に、お誕生日の友人に・・
いつもお世話になっているお店に・・と
皆さんの顔を思い浮かべながら作って、ラッピング♪

さて、あれ??一個足りない?
自宅は今年は無しでいいや!(笑)
喜んでいただけたお声で、何倍も嬉しい気分になってました。
ちなみに自宅では、ざっくりモミを飾りました(^^ゞ


エクスプランニングの黒いドアも、昨日からちょっとおめかし・・♪
師走のお忙しくなられる季節かと思いますが、
お客様のお越しをお待ちしております(^_^)


2013年12月8日日曜日

恒例 もちつき大会

こんにちは。ふるふるです。

今日は毎年恒例の日本橋町内もちつき大会の日です。


大きな道路を半分規制して行われるもので、各町内会毎にテントと臼を設置します。


お父さんが頑張っていたりお子さんが頑張っていたり、下町ならではの風物詩となっています(^_^)


町内会の数も多いのでもち米を蒸す人達も大変そうです。


この行事が終わると人形町はクリスマスを無視して一気に年末年始ムードに突入します(^_^;)


今日のお昼は当然ですが頂いたお餅となりました(^_^;)


2013年12月2日月曜日

紅葉!黄金色に輝く都内公園


週もあけて、もういよいよ12月。
今年も残りあとわずかですね。

こんにちは、yoshiです。
昨日は、所要で出かけた帰り道、
思いがけず、美し〜い黄金色の世界を満喫しました!

場所は、千駄ヶ谷。
昨日はラグビーの試合でかなり駅前も混雑していましたが、
私の行き先の方は、ラグビーではなく・・・柔道(⌒o⌒;A

「柔道グランドスラム」という大きな試合のチケットを頂いて、
なんというか、家族のおまけで行くこととなったのですが、
会場では、浮いてるようで申し訳ない・・・
企業の応援席で、しばし応援団になって観戦してきました!

会場の後は、空気の気持ちいい御苑の公園へ。
暖かかった昨日は、紅葉した木々も
本当にキラキラと輝いて・・綺麗・・!!


ほかのモミジや様々な木々の紅葉は、
もう終わってしまっていましたが
イチョウの木が一斉に輝いて、本当に綺麗でした!

新宿御苑の公園をゆっくり歩いて、
心身ともに・・リラックス。
広い空間で自然樹形のまま、枝や幹を伸ばしている木々の姿が
本当に力強く見えて、見ているだけで、
すごく大きなパワーをもらえた気がしました。




似たような写真が多いですが、
黄金色に輝く、新宿御苑の公園内の写真です。
一面の黄金色のカーペット。

皆さんにも、幸せな気分になった、
この空気が届いてくれたらいいな〜と思います(*^o^*)


2013年12月1日日曜日

ホフマン輪窯

こんにちは。ふるふるです。

今日は日本のレンガの歴史を勉強するため深谷市に行って参りました。

深谷といえばネギが有名ですが実はレンガでも有名で東京駅や迎賓館のレンガも深谷で焼かれたものなのです。

明治政府は日比谷周辺を近代的建築による官庁街とする計画を立ち上げ、建物群を西洋風の煉瓦造りにするため多量の煉瓦が必要となしました。

そこで良質な粘土と利根川から隅田川につながる水路があることからここ深谷に煉瓦工場を建設することになったそうです。

こちらは煉瓦工場の建設とレンガの製造指導にあたったドイツ人煉瓦技師チーゼの住居兼事務所として建てられた建物ですが現在は史料館となっています。


内部も重厚感があり当時の面影が残っています。


当時製造さていたレンガのサンプルもあります。


工場全体の模型もありますが現在はほとんど残っていません。


こちらがホフマン輪窯の断面模型。陸上競技場のトラックのようにトンネル状の窯が設置されています。このトンネルは一周56.5mありその中を18の部屋に区切りながら順番に窯詰め・予熱・焼成・冷却・窯出しの工程がエンドレスに続くようになっています。

現代の主流である窯の中を煉瓦が移動していく方式ではなく、火が順番に移動していくという方式だったのですね。


約半月で火が一周し生産能力は月産65万個だったそうです。

当時の道具なども展示されています。


役物の煉瓦もあります。


更に興味深かったのは当時の工場の設計図。


もちろん手書きです(^_^;)


当時の工場の様子を撮影した写真もありますが凄い規模です。


この工場で建造された建物の写真も展示されています。




水路から鉄道を使った大量輸送に切り替えたのが明治28年で、当時の鉄橋も残っています。

そしてこちらが現存する最後のホフマン輪窯6号窯の内部


上部の穴は燃料である粉炭を投入するためのもの


下部の穴は大きな煙突へと繋がっているそうです。


この中で24時間レンガが焼き続けられていたのですね。

時代の波に押されこの日本煉瓦製造株式会社は、平成18年約120年に及ぶ会社の歴史に膜を降ろし、この旧煉瓦製造施設は国重要文化財として深谷市が管理しているそうです。