2009年4月17日金曜日

裸の王様

こんにちは。ふるふるです。
今日は午後から青山でセミナーをして参りました。
神宮のイチョウ並木は紅葉が有名ですが、新緑もなかなか綺麗でしたよ〜。

で、本日のタイトル「裸の王様」の話なのですが、最近の建売り住宅は最低限の隣地境界の仕切りと、駐車場・アプローチの土間コンクリート、機能門柱か小さな袖壁でオシマイ的な現場が多いですよね?

決してお客さんは好んでそんな何もしてないのと同然のエクステリアの住宅に住みたい訳ではなく、たまたま購入した物件がそんなスタイルだったということでしょう。
しかし不思議なもので、最初は物足りなかったエクステリアも住んでいるうちに、まあこんなもんでもいいかなって思ってくるんですね。

不動産屋さんも「こちらの物件は今流行のオープンスタイルでございます」なんてお客さんにお薦めするかもしれませんね。でもそれってまわりから見れば何もしていないだけ!裸でいるようなものじゃないですか〜。
以前、業界新聞に「ストリップ外構」なんて表現されていましたね。

今業界でエクステリアスタイルを分類する場合「オープン」「セミオープン」「クローズ」と大まかに分けているけど、何もしていない物件と、植物や素材にこだわって作られた物件を一緒にして「オープン」と呼んでいることに問題があるんじゃないかって思うんですよ。

そこで、何もしていない物件はオープンと呼んではいけません!ってことにしませんか?
でもさすがに「ストリップ外構」って呼びなさいと言っても最近は女性プランナーさんも多いし、ちょっとお客様の前で言いにくいので何か良い呼び方は無いかと一生懸命考えました!

で、誠に勝手ながら私は今日からこれらを「スケルトン」と呼ばせて頂きたいと思います。
「スケルトン」ってちょっと調べたら「骸骨」「構造物の骨組み」って意味があるんですね。

いいですね〜。それってまだ下地の状態ですよ〜!って感じです。

でもニューモラルの活動と同じで私一人が「スケルトン」「スケルトン」って言っていても広がらないので、もしこの考えにご賛同頂ける方は明日から「スケルトン」って言いまくって下さいね〜!

あっ、「透けとるん」じゃなくて「スケルトン」ですからね〜。